表現方法として、「1名催行」「1名保証」「1名出発保証」などいろいろありますが、お申込のツアーでその出発日でお客様がたとえ1名様であってもツアーは催行しますということです。当然1名様でもお申込み可能です。個室(2名1室~)などがあるプランの場合は、1名様用の個室設定がない場合は2名様催行という場合もあります。逆に10名催行や20名催行となっている場合はその人数に達しない場合はツアーは催行されないということです。なので折角楽しみにしていても、集まらなければ中止となります。その点弊社ツアーは1名様催行ですので安心です。
当社のみならず、比較的富士登山ツアーは1名様参加率の高いツアーです。1人で人生を見つめなおす方もいれば、他に登ってくれる人がいなかったり、現地山頂で毎年出会う仲間がいたり…さまざまです。統計(2019年6月30日~9月20日ツアー富士登山参加者)ですが、10,415件23,444名様中、1名様参加は3,494名様でした。件数で33.5%・人数で14.9%を占めております。 男女でいうと、男性1名様参加は内2,197名様、女性1名様参加は1,297名様おられました。女性の1名様も多数おられますので是非ご参加ください!
もちろん子供でも登ることは可能です。ただ、一般的に小学校低学年以下のお子様は高山病になった場合にうまく状況を親に伝えることができないため登頂は難しいかもしれません。高学年以上であれば体力もありますし問題はありません。統計(2019年6月30日~9月20日ツアー富士登山参加者)ですが、10,415件23,444名様中、小学生以下の参加は430件540名様でした。 男性1子供1での参加は148件296名様、女性1子供1名での参加は46件92名様おられました。お父さんがお子様を連れて登山するケースのほうがやや多いのでしょうか。それ以外は、家族全員や祖父母も合わせたグループなどもおられました。
人数グループでいうと、2名様でのご参加が最も多いです。もちろん、10名様以上のグループ、会社での参加、夫婦、家族、男性グループ、女性グループ、年配者と考えられる限りの組み合わせで来られます。一昔前だと年配者のイメージが強かったのですが、山ガールブームや世界遺産を経て、今は参加者だけみると、どこに行くツアーかよくわからないくらい様々な方が来られます。もちろん最近では外国の方の参加者も多く、中国・韓国・台湾をはじめ、タイ・シンガポール・インドネシアなどアジア諸国、欧米の方も含めてこられます。
登山道により異なりますが、吉田ルート(山梨県側)は7月1日~9月10日、富士宮ルート・御殿場ルート・須走ルート(静岡県側)は7月10日~9月10日となり、それ以外は閉山となります。ツアーはこの期間中に催行されます。閉山時期は夏とは全く違うので雪山登山経験者がしっかりと計画の上、自己責任で行う本格的な登山となります。ツアー参加希望の方は絶対に冬登山はおやめ下さい。
特に混むのは海の日周辺とお盆ですが、7月末から8月お盆までの期間は平日でも混みあいます。その中でも特に吉田ルートが混みますので、混雑が苦手な方はそれ以外の登山道をご検討ください。
もちろん子供でも登ることは可能です。ただ、一般的に小学校低学年以下のお子様は高山病になった場合にうまく状況を親に伝えることができないため登頂は難しいかもしれません。高学年以上であれば体力もありますし問題はありません。高校生未満のご参加はお受けできません。また、未成年者の場合は親権者の同意書が必要です。年齢上限は基本的には設けておりませんが、循環器疾患のある方や高度順応できない疾患、既往症によりお断りさせていただく場合があります。 余談ですが、70歳以上の方は、富士宮頂上の富士浅間大社奥宮に行き「高齢者登拝者名簿」に生年月日、住所、氏名、電話番号など記帳(資格は70歳以上)すると無料でお神酒をふるまわれ、杯と記念品(扇子)を頂けます。
五合目から登るのが一般的です。ただ同じ五合目でも富士吉田(標高2305m)・富士宮(2400m)・御殿場(1440m)・須走(2000m)の各五合目の標高が異なります。弊社が催行しておりますツアーでは全て五合目からの登山開始・終了となります。富士山マラソンや山岳部など本格派は麓から登るほうが一般的です。
一般的には各登山道の山頂が登頂ということになりますが、山頂部分の火口をぐるっと1週することができ、これをお鉢巡りといいます。途中、富士山頂浅間大社奥宮・富士山頂郵便局・剣が峰(3776m地点)などを回ります。
一言では言えませんし、人それぞれではありますが、日本で一番高い山というだけでも十分魅力的だと思いますが、一度登ってみるとその魅力を感じると思います。是非、登頂して他の方にその感動を伝えてください。実際に、一度だけでもと登った方がリピーターとなり毎年富士登山をされている方が非常に多くおられます。
高山病は、標高の高い場所で酸素が薄くなり変調をきたす病気です。体質や体調にも大いに左右されますが、初期症状としては頭痛、吐き気、めまい、食欲不振、手足のむくみなどがあります。症状が出た場合、無理は禁物です。休憩をしてもどうしてもよくならない場合は下山すれば治ります。一度なってしまうと酸素濃度の少しでも高い場所に行かないと根本的には治りません。高山病の予防策としては、水分補給、ゆっくりとした動き、睡眠が効果的です。のどが渇いていなくてもこまめに水分補給、ゆっくりとした動きというのは、ノロノロ動作ということではなく、息があがらないような動きをするということです。また、寝不足と二日酔いは大敵ですので、登山前はゆっくり寝てきてください。酸素缶や飲む酸素、食べる酸素などは効く方もおられますが、一時的な措置でしかありません。
最も山小屋の多い吉田ルートであれば、山小屋にはトイレがあり、なおかつ夏季の登山シーズン中であれば仮設トイレも数箇所に設置されていますので、トイレの心配は不要だと思います。ただ、7月1日~9日までの期間は、営業している山小屋毎のトイレとなり、本8合目以上はトイレはありません。最大4~5時間はない場合もあるということです。なので冷えないようにしましょう。 他のルートでも夏季の登山シーズン中であれば、県が仮設トイレを設置していたり、山小屋毎にはありますので、御殿場ルート以外は心配しなくても大丈夫です。ただでさえ登山道が最も長い御殿場ルートは山小屋が少なく、あるはずの山小屋が営業していなかったりと残念な場合がありますので注意が必要です。トイレは昔とは違い、バイオトイレやキレイな仮設トイレが多くなりました。トイレは基本的には有料です。通常100円~300円かかります。この金額で色々なことを対策しているので必ず支払うようにしてください。普通に行くと、4~5回は行くとは思いますので、最低でも100円玉10枚は必要です。
富士登山は登山ルート(吉田・須走・富士宮・御殿場)にかかわらず入山料(通行料)1人4,000円が必要です。
旅行代金には含まれておりません。各自でお支払いいただきます。
※吉田ルート ⇒ 事前登録不要/当日現地払い
※富士宮ルート ⇒ 要事前登録/前払い
※御殿場(プリンス)ルート ⇒ 要事前登録/前払い
【詳しくはこちら≫】
雨でもツアーは催行されます。ただし、最近は局所的豪雨等により五合目まで登る道路が通行止めになる場合があります。それが事前に分かった場合はその時点でツアー中止を連絡いたします。通常、晴れの予報が出ていても途中で雨に見舞われることは日常です。事前の予報で雨となっていても五合目以上にあがると晴れていたり逆に晴れ予報なのに雨になったり富士山の天気は非常に気まぐれです。雨は絶対降るものとして考えましょう。また、富士山は独立峰で風が吹きさらしのため、時期により強風が続く場合があります。特に富士宮ルートは風の影響を受けやすく、場合によっては風の影響でツアー中止となる場合があります。
台風の進路や強さを考え、現地と相談して催行を判断いたします。自然のことなので、あまり事前には判断できません。通常は出発の前日もしくは前々日の判断となります。催行中止となった場合はただちにお客様に順次連絡いたします。もちろんツアー代金は全額返金となります。(返金手数料は弊社負担となります)
当日の天候は天気予報で確認できますが、山の天気、特に富士山の天気は天気予報ではなかなか当たりません。というより、1日の中で春夏秋冬、晴れ、雨、風をすべて体験できることがほとんどです。
事前に感知できる台風などであれば予測も立ちますが、天候のことなのでどうしようもない場合があります。最近では突然発生した局地的豪雨により五合目までの道の通行止めなどがまれに発生します。また、突如強風や雷予報がでて現地でも実際に強風、雷が止まらない場合なども途中で中止となる場合があります。ただし、突発的なことですので、それ以降の利用していない施設の費用のみ返金となり、それ以外は返金対象とはなりません。
富士山では山小屋にお泊まりいただきます。ほとんどの山小屋では大部屋になっており、いわゆる雑魚寝スタイルが一般的です。山小屋により布団・寝袋で寝ていただきます。もちろん寝袋は山小屋にありますのでもっていくことはありません。布団の場合は繁忙期は1つの布団で複数名の利用となる場合があり、男女相部屋の雑魚寝となります。最近では、細かく区切ったり、個室(施錠はなし)を用意しているところもあります。着替える場所なども山小屋により場所を設けている場合とない場合があります。
※現状コロナ過においては、布団は1名での利用となる予定で、以前よりも密にならないよう山小屋の定員が少なくされています。
100円から300円程度の協力金(チップ)をお願いしております。また、山小屋のトイレの利用については宿泊者は無料という山小屋と初回だけお金が必要という山小屋があります。富士山では水がありませんので、水洗トイレなどはありません。バイオトイレなど環境配慮型トイレが一般的で備え付けのトイレットペーパーですら便器内に捨ててはいけません。
宿泊する山小屋により異なりますが、夕食はほとんどの山小屋でカレーとなります。一部の山小屋ではその他、ハンバーグなど別のメニュー展開しているところもあります。朝食は弁当となり、山小屋に入ったときもしくは夕食時に配られます。おにぎり弁当や赤飯などが一般的です。山小屋によりアレルギーやハラル対応ができる場合とできない場合があります。
夕食時に最低限の水又はお茶はもらえますが、それ以上となると山小屋により異なりますが基本的にはすべて有料対応となります。お湯は有料でも対応していない山小屋があります。ただし売店で購入したカップ麺のお湯などはもちろんもらえます。自身でカップ麺をもっていってお湯くださいというのはほとんどの山小屋では有料でも対応外となります。また、お水がほしいときは売店で購入してください。
ほとんどの山小屋には売店があり、さまざまなものを販売しております。飲み物は、お茶・コーヒー・缶ビールなど、食べ物は山小屋により多種多様です。たとえ山頂であってもカップ麺やコーヒー・缶ビールなども販売しております。但し、全般的には富士山価格となっており、高度があがるほどお高くはなっていきます。また、山小屋独自の商品展開をしている山小屋もあります。金剛杖への焼き印(有料)などのサービスも行っております。ただ焼印は深夜で火を落としている場合は対応不可となります。
五合目施設のほとんどでクレジットカードが使えます。また、登山道中の一部の山小屋ではクレジットカード対応をしていますが、気候や時期により決済端末が使えない場合があります。ですので基本的には全て現金払いと考えたほうが無難です。
雨具、防寒具、ヘッドライトは必須となります。
富士登山の服装・装備など準備リストを用意しておりますのでご確認ください。
富士登山オフィシャルサイトにも登山に必要な装備の一覧がございます。
登山中はフル装備となりますが、登山前に着替えることができるので、行くときはどんな格好でも大丈夫です。バスプランの場合は各地の出発からしっかり装備の恰好をしている方は3割ほどで、3割は夏ということもあり海に行くような恰好で来られます。残りの方はふつうの恰好や寝やすい恰好などの方々です。
富士登山の服装・装備など準備リストを用意しておりますのでご確認ください。あれば便利なものはたくさんありますが、代わりに荷物が重くなります。そのバランスを考えてお持ちください。行動食も最低限にして売店で購入するというのも一案です。飛行機で行く場合は、酸素缶などは持ちこめませんので廃棄扱いとなりますので注意が必要です。あれば便利なものに記載があるもので不要なものはございませんが、持って行けばいくほど重くはなるので重さとの兼ね合いで考えましょう。
富士登山オフィシャルサイトにも登山に必要な装備の一覧がございます。
登山中はお水は最低1000ml(500mlペットボトル2本)は必ずお持ちください。登山途中何があるかわかりません。次の山小屋で購入しようとしていても買えない場合もありえます。できれば1リットルサイズや2リットルサイズよりも500mlサイズが便利です。登山中でも水分補給できますし、ザックの横にも突き差せます。家から持って来なくても途中サービスエリアや五合目でも販売しておりますが、五合目以上での販売は富士山価格となりますのでご了承ください。心配性でたくさん持ってくる方もおられますが、重くなりますので体力的なバランスを考えてお持ちください。最低でペットボトル2本です。
お申込みツアーのWEBページ内に、荷物預けについての記載がございますので、まずはご確認ください。たとえツアーで荷物を預かれない場合でも、富士吉田五合目にはコインロッカー(有料)があり、富士宮五合目には現在施設がありませんが、麓にある「富岳温泉 花の湯」のコインロッカー(有料)で荷物預かりがあります。繁忙期にコインロッカーがなくなりませんか?という問い合わせもありますが、コインロッカー自体は結構たくさんありますが、もしもコインロッカーが一杯で荷物を預けることができない場合は、現地で係員もしくは添乗員にお伝えいただきましたら五合目施設で預かれるよう手配させていただきます。
基本的には雨具の装備なしで来られた場合、雨が降ってきた時点でリタイヤということになりえます。標高が高くなると、それにつれて気温も低くなります。不用意に雨に濡れてしまうと体力の消耗が激しく、最悪低体温になる可能性もあります。忘れてしまった場合は、添乗員もしくは係員にお伝えいただければ、できる限りレンタルの手配などの補助をさせていただきます。また、あまりに軽微な雨具(100円ショップのポンチョなど)でのご参加は御遠慮頂く場合があります。
登山靴に履き替えるつもりで、軽装備な靴(サンダルなど)で来られた場合、うっかり靴を忘れられる方がおられます。そのままの靴ではツアー参加できませんので、現地五合目でお買い求め(富士吉田五合目のみ販売あり)頂くか、レンタルを利用することとなります。大変なのが、五合目で着替えているときに忘れていることに気がついた場合です。販売またはレンタルをご利用いただくのですが、ギリギリの場合は用意が間に合わない場合があります。ですので、ツアー参加受付時にお荷物に忘れ物がないか一度ご確認ください。靴が壊れるというケースもシーズン中に1、2件あります。かなり前に購入し、そのまま一度も履かずにトレッキングシューズを持って来られたり、かなり使い古したシューズの場合、まれに靴底がはがれたりするケースがあります。登山開始前であれば販売もしくはレンタルで対応できる可能性がありますが、登山開始中の場合は最悪の場合は途中リタイヤをせざるを得ない場合があります。(山小屋にガムテープがあれば靴をぐるぐる巻きにして対応する場合などもありますが非常に危険であくまでも緊急対応です。)必ず事前に履き歩いて靴自体をご確認ください。
必要です。日の出前の富士山頂上では真夏でも気温が0度近くなる場合があります。登山口の五合目と山頂の気温差は昼間で9度、夜間では13度以上になります。雨や風の場合は体感温度がもっと下がるため、十分な防寒着を持参する必要があります。また防寒着は基本的に休憩中に着用します。登り始めると暑くなってくるため、防寒着は使わず少し寒いくらいで歩き始めるとちょうどよくなります。
基本的には、7月10日~8月20日・毎朝6時~14時までとなっておりますが、日程は前後する場合があります。詳しくは富士山頂郵便局のWEBページでご確認ください。富士宮口頂上の富士浅間大社内にあります。富士浅間大社の工事により、2013年~2016年まで一時的に御殿場口頂上(山小屋銀明館内)にありましたが、2017年度営業より元通りの場所に戻りました。郵便局とはいえ、ATMなどはございません。普通通常郵便の受付、レタックスの引受と送信、郵便切手の販売、富士山頂オリジナル商品の販売、風景印の押印、富士山頂郵便局登頂証明書発行などを行っています。また、数種類の記念スタンプが設置されています。営業時間外は、ポストに投函すれば、富士山頂郵便局の消印が入ります。ただし、ポストは営業期間中のみ設置となります。
基本的には7月10日~9月10日の静岡の開山時期に開設されており、時間は通常5:00頃~17:00までとなります。富士山頂浅間大社奥宮(おくみや)ではお守りやお札、おみくじなどを販売しております。御朱印も数種類あり、御朱印帳だけでなく金剛杖に押してもらうことも出来るようです。また、奥宮では神前結婚式を行うことができます。70歳以上の方は、「高齢者登拝者名簿」に生年月日、住所、氏名、電話番号など記帳(資格は70歳以上)すると無料でお神酒をふるまわれ、杯と記念品(扇子)を頂けます。
富士山では直火での焚火は禁止されておりますが、バーナーを使ってお湯を沸かすことは禁止ではございません。ただしツアーご参加の方の持込みはご遠慮いただいております。電子式の着火装置は標高が高くなるにつれて着火しにくくなります。標高が高く気圧が低いので約88度でお湯が沸騰します。コーヒーやお茶なら問題ありませんが、カップ麺などを考えている場合は、航空会社などが販売している機内用のカップ麺などを用意するほうがおいしくいただけます。この質問は男性に多く、山頂でコーヒーやカップ麺はあこがれです。ただし、コーヒーもカップ麺も缶ビールも頂上の売店で販売しておりますので、夢はないですが、買うほうが早いかもしれません。
富士山自体は禁煙ではありませんが、登りタバコは絶対にご遠慮ください。山小屋の中も禁煙です。灰皿などもありませんので、喫煙者の方でどうしてもという方はご自身で携帯灰皿をお持ちください。五合目以上ではタバコの販売もしておりません。登るにつれて電子ライターは着火しづらくなりますのでフリントライター(カチッと音のなるライターではなく昔ながらの石をシュッとするライター)もしくはマッチをお持ちください。