- お名前:にゃんたろ~様(30代女性)
- ツアー名:日帰りバス旅行 熊野三山巡り&那智の滝
- ご利用日:2023年7月16日出発
コーススケジュール 1日目 新大阪(7:30発)---
熊野本宮大社(11:10〜12:00)
瀞峡めぐりの里熊野川(昼食)(12:15〜12:55)
熊野速玉大社(13:25〜13:50)
那智の滝(14:20〜14:50)
熊野那智大社・那智山青岸渡寺(14:55〜16:15)
---大阪駅周辺(20:35着)
熊野三山とは、熊野速玉大社・熊野那智大社・熊野本宮大社と那智青岸渡寺を含む『三社一寺』の総称です。
速玉が前世の罪を浄め、那智が現世の縁を結び、本宮が来世を救済するといわれ、熊野三山を巡れば、「過去」「現在」「未来」の安寧を得られると考えられています。
2004年、熊野三山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」はユネスコの世界遺産に登録されています。
そんな熊野三山を1日で参拝できるバスツアーに参加してきました!
新大阪 7:20集合/7:30出発
新大阪駅から、集合場所の正面口1階大型バス駐車場へ向かいます。
正面口1階にあるコンビニで軽食を買って、トイレを済ませておきました。
集合場所に行くと「熊野三山」の看板と受付カウンターがあるので、自分の名前を伝えてチケットをもらい、バスに乗車します。
最初のスポット熊野本宮大社まで、予定では3時間40分。途中で1度サービスエリアでトイレ休憩がありました。
バスガイドも同行なので、車内で熊野地域のお話や、参拝の仕方など説明してくれました。
熊野本宮大社
11:10頃、定刻通り熊野本宮大社に到着!
ここでは約50分のフリータイム。早速、158段ある参道の石段を上っていきます。
熊野本宮大社には、家津美御子大神(素戔嗚尊)、速玉大神、夫須美大神、天照大神が祀られています。
参拝には順序があり、ガイドさんが事前に教えてくれました。
それぞれに列ができていましたが、全て参拝し終え、お守りなども買うことができました。
まだ少し時間があったので、歩いて5分程の場所にある旧社地大斎原の大鳥居を見に行きました。
田んぼの中にそびえる「日本一の大鳥居」はとても迫力がありました。
パワースポットとも言われている大斎原も参拝したかったですが、時間的に大鳥居で引き返すことにしました。
私はお守り選びに時間をかけすぎたので、さっと終われば大斎原の参拝も可能かと思います。
昼食会場・瀞峡めぐりの里熊野川
12:20頃、ちょうどお腹が減ってきたところで昼食会場へ到着。
豪華な熊野牛すき焼き・鶏粕漬御膳をいただきました。
メインのすき焼きに加え、鶏粕漬や鮎の塩焼きも美味しく、量もちょうどよかったです。
個別でドリンクも注文できたので、瓶ビールを頼みました。運転しなくて良いのがバスツアーのありがたいところ・・!
食事の後少し時間があったので、併設のお土産屋でお買い物。有名なのど飴「那智黒」や梅干しを買いました。
熊野速玉大社
30分程バスに揺られ、続いての目的地・熊野速玉大社へ到着。ここでは約25分のフリータイム。
熊野速玉大社には、熊野速玉大神、熊野夫須美大神の夫婦神が祀られているため、縁結びのご利益があるといわれています。
境内には御神木である、推定樹齢約1,000年・日本最大のナギの木があります。
小さい神社なので、参拝はすぐに終わりました。駐車場の近くにあるお土産屋さんでみかん100%ジュースを購入して、ひと休み。
近くには名物「鈴焼」が有名な和菓子の「香梅堂」があり、買いに行かれている方もいました。
熊野速玉大社の摂社、神倉神社と御神体のゴトビキ岩は、バスの車窓から見ることができました。(写真では分からないですが黄色い丸の辺り)
建物の間から一瞬しか見えませんでしたが、肉眼で確認できました。
ゴトビキ岩は熊野権現が最初に降臨されたと言われる霊石。パワースポットと言われています。
那智の滝
さらに30分程バスに揺られ、続いての目的地・那智の滝へ到着。ここでは約30分のフリータイム。
高さ・水量ともに日本一。言わずと知れた、日本三大名瀑のひとつです。
熊野那智大社の別宮が飛瀧神社で、飛瀧神社の御神体が那智の滝です。
参入料大人300円で、滝をさらに近くから見ることができる御滝拝所に進むことができます。
近くで見ると、迫力もアップしますね。観覧舞台までは片道3分程なので、サクッと行ってみるのもいいかと思います。
熊野那智大社・那智山青岸渡寺
那智の滝から少しだけバスで移動して、最後の目的地、熊野那智大社・那智山青岸渡寺を参拝します。ここではたっぷり約1時間20分のフリータイムです。
熊野那智大社・那智山青岸渡寺は467段の石段を上った先にあります。
真夏の猛暑の中、上まで登るのはなかなか大変ですが、登り切った後のこの景色で疲れも吹っ飛びます。
まずは、熊野那智大社を参拝。
御主神は、熊野夫須美大神。
万物の生成・育成を司るとされ、農林・水産・漁業の守護神、縁結びの神様、諸願成就の神として崇められています。
そして、那智山青岸渡寺を参拝。
熊野那智大社のすぐ隣にあり、神社と寺院が隣接して建つという珍しい寺院です。
これで、熊野三山の参拝は全て終わりました。
更に進んだところに、三重の塔と、那智の滝を拝む絶景ポイントもありました。
石段を下り、バスの駐車場へ戻る前に、近くのお土産屋さんで和歌山の郷土料理「めはり寿司」を購入。時間的に閉まっていたお店もあったので、欲しいものがあるなら参拝前に調達しておいた方がいいかもしれません。
まだ時間があったので、お土産を買って、ソフトクリームを食べて、バスに乗り込み大阪へと帰ります。
この日は三連休の中日。事故渋滞もあり、到着が遅れる見込みとのこと。帰りは2回サービスエリアでトイレ休憩がありました。
バス車内での飲食もOKだったので、めはり寿司やサービスエリアで買ったおやつを食べながら過ごしました。
JR大阪駅周辺
21:30頃、JR大阪駅桜橋口に到着。予定より1時間遅れての到着となりました。
夏の和歌山方面は海水浴客で道路が渋滞することもあるそうなので、大阪到着後の予定は余裕を持っておいた方がよさそうです。
日帰りで熊野三山巡りは弾丸かと思われましたが、忙しすぎることはなく、各スポットきっちり参拝することができました。
暑さで疲れはしましたが、冷房の効いたバスに戻り、寝ている間に次の場所へ運んでくれるのでほんとに楽ちん。
昼食も美味しかったし、お土産もたくさん買えたし、思い返すと濃い1日で大満足なツアーでした。
神々が宿る浄土の地として多くの人々が信仰してきた熊野三山を、バスツアーで手軽に。皆さんもぜひ参拝してみてください。